10)少年受刑者の脳は100%〇〇神経系が過剰に優位

幼少期のトラウマが与える影響について、ブレインウェルネスが提供している技術の開発者である、リー・ガーディスの著書「リミットレス・ユー」からダニエルの物語をご紹介してきました。

ご紹介にあたって、原書の英語の表現からも離れないようにしていたので、少し分かりにくい部分があったかもしれません。また私の翻訳がちょっとつたなく申し訳ありません。ここまでお読みいただいてありがとうございます。

ここからは、ダニエルを例にとって、日頃セッションしている脳波のデータやグラフも入れて解説してみたいと思います。

 

ブレインステート・テクノロジー社が初期のころ、アリゾナ少年刑務所の更生プログラムにこの技術が用いられていたことがあります。

そこで脳波評価を行ったときに、驚くべきことに少年受刑者の脳波のパターンは、全員が副交感神経系が過剰に優位な状態でした。

間違わないでくださいね。交感神経ではなくて、副交感神経系が過剰に優位です。

交感神経系がエネルギーを出すアクセルモード、副交感神経系がリラックス、またはブレーキモードとして知られているので、犯罪を起こすような個人はアクセル全開の交換神経優位と思いがちですが、逆でした。

ではなぜ、ブレーキモードが強い(この場合強すぎる)のが、犯罪につながったのか、そのメカニズムを脳のバランスから説明していこうと思います。

 

受刑者、犯罪者だけに限らず、このブレーキモードが強すぎて、心身の不調に悩んでいる人は非常に多いのです。

 

通常、脳のセッションをするときは、毎回脳全体を対象にします。前頭葉、側頭葉のような葉それぞれをバランスと調和がよくなるように導きます。そのなかで側頭葉のある位置が、自律神経系の窓口となっているので、その脳波パターンを例にお話しします。

よく結局自律神経のバランスをとるセッションですか?と言われますが、Yesです。でもそれだけではありません。自律神経のバランスも整えますし、それ以外の脳全体でアンバランスな部分があれば、それも対象です。脳が最適に機能するには、全体のバランスと調和が必要ですから。

 

次回からより分かりやすく解説していきますが、今回は、副交感神経系が過剰に優位ということも問題となる、ということだけ覚えておいてくださいね。

Lee Gerdes
Limitless You: The Infinite Possibilities of a Balanced Brain – March 13, 2009

Brainwave Optimization®、Brain State Technologies®、Brain State® はBrain State Technologies, LLCの登録商標です。

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