12)ダニエルの自律神経バランスの変化、BWOセッション後

BWOセッション後のダニエルの自律神経バランスの変化について、グラフでご紹介します。
ダニエルの自律神経系の窓口となる脳の部位
↓
14回の脳波最適化(Brainwave Optimization、以下BWO)後
左右のバランスもとれていて、自律神経系のバランスが非常にいい状態です。
このグラフをクローズアップして、成長の初期の段階を見ていきます。
BWOセッション前の強いフリーズ状態
↓
14回のBWOセッション後
生まれた時から持っていた、フリーズ状態のトラウマからも解放されています。
フリーズ(麻痺)反応の状態というのは、エネルギーを強く押さえるとお話しました。
そこから解放される手段として、ドラッグや刺激物、あるいは激しい感情、怒りの放出というのが必要だったのですが、バランスのとれた自律神経ならばもうその必要はありません。
私達が呼ぶトラウマのパターンとは、こういう脳を支配しているバランスの悪い神経ネットワークです。
「彼の脳のバランスがとれたとき、彼のものの見方や話し方、歩き方さえもすぐに変わりました。彼の学業成績は劇的に改善され、彼の笑顔と自然な暖かさが彼の周りの空間を満たしました。」
皮膚に傷ができたときに、体はその傷を治すための治癒力があります。
脳にも治癒する力があります。ただ、それがこのように脳の神経ネットワークのどこかが固定してしまって抜けることができない状況だと、その治癒力が十分に機能することができません。
脳が治癒力を発揮できるのは、脳が深いリラックスの状態にあるときです。それが、このようにバランスのとれた状態です。
神経可塑性という言葉がありますが、これは脳が自らの構造や機能を変える性質のことです。トラウマや強いストレスにより防衛反応の結果としてバランスを崩した脳は、またバランスを取り戻しリラックスした状態に戻ることができるのです。このグラフでご紹介したような変化は、脳に自分の姿を音という形で見せることで、脳が1人1人異なる時間や条件で変化した結果です。
BWOセッションは脳を直接コントロールしたり、一定の方向に持っていこうとするものではありません。
BWOは脳がバランスをとろうとする神経可塑性の働きをサポートしているにすぎません。
次に同じような脳波パターンをもう少しご紹介していきます。
Lee Gerdes
Limitless You: The Infinite Possibilities of a Balanced Brain – March 13, 2009
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